ほたるの里 丁(ようろ)は、貴重な歴史資産価値を持つ、戌山城と霊峰飯降山に囲まれた自然豊かな農業中心集落です。
その豊かな自然の中にゲンジボタルとヘイケボタルが生息しています。
このホタルたちが快適に住めるように、丁(ようろ)では様々な自然環境保全運動・啓発活動に取り組んでいます。
スポットA
スポットB
スポットC
スポットD
まず発生からピークまでの大まかな日数を把握しておきます。雨の日は飛んでも、風が強いとあまり飛ばない/暗い場所を好み、明かりを嫌う/乾側地区の場合、ゲンジボタルがまず飛翔し、少し遅れてからヘイケボタルがでる・・・ということなどを知っていると目的に応じた撮影ができます。ゴールデンウイークごろの雨または雨上がりの夜は、ゲンジボタルの幼虫が光を発しながら堤防や畔(あぜ)を這い上がるという貴重なシーンを撮影することができます。
暗い中、オートフォーカス(AF)でホタルにピントを合わせるのは不可能です。月や明るい星、遠くの街頭などにレンズを向け、AFでピント無限遠∞に合わせた後、マニュアルフォーカス(MF)に切り替えるという手法もあります。
状況に応じて、ISO感度、絞り、シャッタースピードを適切に選択することが重要です。
ホタルだけを撮っても面白くありません。背景に山や木があったり、川の流れがあったり、街の明かりがあるなど、ホタルがいる環境も合わせて撮影することで、その地ならではのホタル写真になります。天気が良ければ、星空とホタルのコラボレーションも狙えます。
立った状態で見る風景は見慣れています。ところが、脚立に乗って上から見下ろして撮ると、奥行きのある写真になって印象が変わります。逆に低い位置から見上げても、インパクトは異なります。私の場合、星とホタルを同時に撮るために、川の中に入ったことも何度かありました。
長谷川祐一さん
インタビュー
撮影にはカメラも必要ですが、それ以外にも用意しておくと綺麗に撮影できるものがあります。
詳しくは以下をご覧ください。
ホタル撮影の必需品(PDF/86KB)
ホタルという生き物は、水が清らかである場所でしか生息できません。
そのために、私たち丁の住民でコミュニティ活動を行い、自然環境を保護し、ホタルの生態系を守り続けています。
ホタルのいる場所は水質環境のとてもいい場所であり、
すなわちそれは私たち人間の体や植物にも良い影響を与えます。
ホタル毎夏が飛び交うことで、私たちに大事なことを教えてくれているような気がするのです。
また、ホタルの見ごろが終わった時期になるとあじさいが咲きます。
地元の人には「あじさいロード」と呼ばれ、これから来る夏の季節を可愛い花をつけて知らせてくれます。
ホタルの飼育放流(2010年)
メイン看板の設置
あじさいロードの整備
あじさいの様子
ホタル鑑賞会
ホタル鑑賞会置
ホタル鑑賞会
鑑賞場所の日中のようす
戌山城は室町時代に築かれ、大野城を築くまで越前美濃国境間の要として重視されていました。主郭・堀切・竪堀などの遺構も確認できます。平成24年に「乾側をよくする会」が登りやすく登山道を整備しました。
勝山を追われて上丁の庄屋の惣兵衛の家で一晩宿泊した際に蓮如が詠んだ歌が記念碑となっています。 この歌は京都との交流の際に出た資料から判明しました。
寺伝によれば、開基は村山重輔尉永昌で越前国一乗谷初代朝倉孝景に仕え、文明13年(1481)7月26日蓮如上人の弟子となり、愛宕の英林寺で入道剃髪して法名を浄西とした。本堂の前に建つ山門は、旧大野城の裏門であった不明門を移築したと伝えられる。移築の理由は不明である。
〒912-0081
福井県大野市元町1番2号
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〒912-0081
福井県大野市元町5-20
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〒912-0095
福井県大野市下丁9−1−1
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