パワースポット

花山峠(はなやまとうげ)
花山峠の石地蔵

福井と大野・美濃を結んだ道に並ぶ母乳に悩む母が訪れる12体の菩薩像

旧美山町(現在の福井市美山町)と乾側地区との境になっている飯降山の支脈と、大門山に連なる山の鞍部に花山峠(昭和40年頃までは坂戸峠と呼ばれていた)がある。福井と大野・美濃を結ぶ最重要な幹線道路であったため、昔から大野道/羽生街道/足羽街道、また大野から岐阜への道は美濃道などとも呼ばれていた。天正元年(1573)織田信長に攻められて一乗谷の本拠を退去した朝倉義景主従もこの花山峠を越えた。
峠の頂上には12体の石造地蔵菩薩像が安置されている。中には文化11年(1814年3月)の年号が刻んだ像もあり。地蔵さんの横の水を飲むと乳が出ると言われている。
現在は猪等が多く、衛生上飲むことはお勧めできません)

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